東光寺の涅槃会

涅槃図1302091
↑↑↑涅槃図↑↑↑



 東光寺では2月8日に涅槃会(ねはんえ)を2回行います。

1回目は午前中に保育園児と

2回目は午後7時から檀信徒の皆様と

行っています。


(15日ではなく8日に涅槃会を行う理由や、保育園児との涅槃会はこちらをご覧ください。)



 檀信徒の皆様と一緒に行う涅槃会でも涅槃図は掛けますが、保育園児との涅槃会との違いは

 遺教経(ゆいきょうぎょう)

 と言うお経をお唱えすることです。



 遺教経とはお釈迦様が亡くなられるときに残したと言われる最後の教えです。つまりお釈迦様の「遺言」のようなものです。

 この中にこのような一文があります


われ已(すで)におんみらのために戒(いましえ)をおしえ、

また法(のり)を説けり。

わが亡き後は、これを重んじ、これを尊(たっと)ぶこと、

暗きにありて光に会い、

貧しき人の宝を得るが如くなるべし。

(中略)

いたずらに悲しむことを止めよ。

滅びる者は、この身に外ならず、

まことの仏は、さとりの智恵にして、

永遠に生きながらえん。



 お釈迦様は亡くなる直前に

 「私はすでに皆さんに教えを説きました。私が死んだらこの教えを大切に生きていきなさい。(中略)私の体は滅びていきますが、教えは生き続けますから悲しむことはありません。」


 とお話をしています。



 涅槃図には必ず、悲しみのあまり気絶してしまうお弟子様(阿難尊者)が描かれています。
涅槃図1302092


 もう少し拡大します
涅槃図1302093



 師匠が亡くなった時に気絶してしまうほど悲しんだお弟子様が、どのようにこの悲しみを乗り越えたのか疑問に感じていた時期もありましたが、この遺教経というお経に出会った時にその答えがわかった気がしました。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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