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箱をとっておくことは 地位や名誉に縛られている姿

空き箱があると「何かに使えるかも!?」と考えてしまうことがあります。



600空き箱 段ボール ダンボール3



しかし、多く場合使うことなくリサイクルに出されたり捨てられたりします。


つまり、使えると思ってとって置いた場所と時間を無駄にしてしまっているのです。


役に立ちそうという自分の思い込みによって、時間と場所という大切なものを失ってしまっているのです。





「何かに使えるかもしれない」は危険な言葉だと言うことは多くの方が実感をしているのではないでしょうか。



ゴミのような物が散乱し、とても人が住めないような場所にいる人に、片付けをするように促しても


「それはいつか使える」


と言ってなにも片付けることなく生活を続ける姿をテレビなどで見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。






このような空き箱など「いつか何かに使えるもの」をとって置く姿は、私達が何かに縛られて苦しむ姿に似ているように感じます。





「禅」では


放下著【ほうげじゃく】 


無位の真人【むいのしんにん】


勿嫌底法 【嫌う底の法勿し:きらう ていの ほうなし】


など、多くの言葉を使って、煩悩や執著、そして地位や名誉、過剰なお金などを捨て去れと説いています。
※それぞれの言葉をクリックすると、それぞれの言葉の記事へ移動します。




たまってしまった空き箱を目にしたとき、「これはいつか何かに使える」と言って物が散乱する部屋を見たとき、それらの物が自分自身の煩悩であり執著であると認識しなくてはいけません。



心の掃除をしたいと思ったとき、坐禅なども有効な方法かもしれませんが、心を表している散乱した部屋を片付けることも大切かもしれません。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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