秋葉山

 私の住む地域の人々にとって毎年12月15・16日は特別な日です。「秋葉山のお祭り」と言えば1年を締めくくる大切なお祭りです。

秋葉山1
↑↑↑毎年、非常に多くの露店も出ています。





 このお祭りを執り行っているのが秋葉山という山にある3つのお寺です。このお祭りの最後を締めくくるのは「火渡り」です。





 3つの寺院の住職を中心とした和尚様方が山の頂上にあるお堂で護摩を焚きながらの法要を行い、その火を多くの参拝者が待つ山のふもとへ下ろし火渡りを行います。

秋葉山3
↑↑↑一般の方も火渡りに挑戦できます。



 お祭りを執り行う3つのお寺の1つが親戚関係にあるため、私も小さいころからお祭りになるとお手伝いに行っていました。小さい頃は手伝いではなく遊びですが・・・





 今年は頂上のお堂で行う法要に付いていく機会を与えていただいたので、初めて間近で法要に参加させて頂くことができました。


 私は臨済宗の僧侶ですので普段は護摩を焚くことをしませんが、秋葉山は真言宗のお寺ですので護摩を焚きます。

秋葉山2





 秋葉山の法要では護摩を焚きながら「観音経」と「般若心経」と言うお経をお唱えします。この2つのお経は私も普段からお唱えしているお経なので一緒にお唱えし始めました。

・・・しかし、しばらくして私だけお経を続けることができなくなってしまいました。普段体験することができない「煙」に襲われたのです。



 広いとは言えないお堂の中で護摩を焚くため煙が発生し充満します。普段から護摩に慣れている多くの真言宗の和尚様方は煙を苦にすることなく大きな声でお経を唱え続けています。

 私はその横でゴホゴホと咳をしながらの読経になってしまいました。


 予想よりも苦しみながらの法要への参加となってしまいましたが、宗派による法要の違いや共通点をいくつも見つけることができてとても参考になりました。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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