なむなむ

南無


 最近、2歳と4歳になる娘や保育園の園児が仏様の前で「ナムナム」と言って手を合わせる姿を見て、私が娘や園児をお参りに誘う時に


「ナムナム行こうか?」


 と言っていることに気が付きました。私自身は小さい頃「ナムナムしよう!」と声を掛けられた記憶がまったくありません。
 よく考えてみると妻が子供たちに「ナムナムしよう!」と言っているのを聞いて、私も「ナムナム」と言っているようです。
 

 「ナム」 は漢字で


 南無


 と書きます。よく耳にする南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)や南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)の「南無」です。お寺ではこの「南無」と言う言葉は非常によく使います。

 
 「南無」とは「帰依(きえ)」と同様に


 「敬意」 、「尊敬」、「信じてよりすがる」、「自己の身心を投げ出して信奉する」


と言う意味があります。


ですから、南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)と言えば

 お釈迦様を尊敬し信じます!!

と、訳すことができるのです。



 と、言うことは「ナムナム」と言ってお参りをしている園児や娘たちは目の前の仏様に敬意を示していることを言葉に出してお参りをしていることになるのです。小さな子供でも出来る立派な行いです!!





小さい子供だけでなく大人をお参りに誘う時には

 「南無南無に行こ!」

と誘ってみてください!!






 ちなみに、時代劇などでも使われる「ナムサン」は

 仏様(仏)
 仏様の教え(法)
 仏様の教えを守り生活をする人々(僧)

の3つを表す三宝(さんぼう)を大切にしますと誓う「南無三宝(なむさんぼう)」という言葉の略です。

あら、こんな所にも仏教用語が!!
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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