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坐禅は罰ゲームなのか?


坐禅と聞いてどのようなイメージを持つでしょうか?



・足が痛い

・修行

・姿勢を良くする

・集中力が増す




様々なイメージがあると思います。





私自身は幼い頃「足が痛くなるのを我慢する罰ゲーム」と思っていました。


しかし、坐禅のことを少しずつ学んでみると決して「罰」ではないと考えるようになりました。




臨済宗妙心寺派の生活信条に

一日一度は静かに坐って 身と呼吸と心を調えましょう

とあります。この、“静かに坐って 身と呼吸と心を調える”というのが坐禅です。


500寺子屋体験2日目180730 32



ですから、小学生達がお寺で1日を過ごして様々な体験をする東光寺(静岡市清水区横砂)の寺子屋体験でも積極的に坐禅をしていますし、
※寺子屋体験についてはこちらをご覧ください。



「足が痛いかもしれませんが坐禅は決して罰ゲームではありません。姿勢よく坐ることはとっても大切なことです!」



と説明もしてきました。それに応えて子供達も一生懸命坐っています。


しかし、子供達と1日を共に過ごすとき どうしても彼らを注意しなくてはいけません。始めの内は緊張しておとなしいのですが、慣れてくると彼らは活発になってきます。




ウロウロする

色々な扉を開けたくなる

仲良くなった相手とじゃれる

仲間を見つけて鬼ごっこを始める




もちろん、叱ります。



私はこれまで「坐禅は罰ではない」と言ってきましたので、叱ったときに「罰として坐禅しろ」とは言いませんでした。


しかし、ある参加者の一言で考え方を改めました。





寺子屋体験の休み時間にザワザワ(騒いではいないが、そろそろ注意しないと騒ぐ人が出てきそうな雰囲気)している参加者に私が大きな声で注意をしようとしているとき、

「みんなは 心が乱れているね!」

と小学校低学年の女の子が私に言ったのです。





この言葉を聞いたとき、大切なことに気づかされました。

心が乱れているときに、心を落ち着かせる方法は様々です。そしてお寺には坐禅がある。

叱った後に坐禅をするように言えば子供達は「罰」と受け止めるかもしれません。しかし、そのことが子供達の為になると信じて

「乱れた心を調える方法として坐禅がある」

ということを体験してもらうことも寺子屋の大切な部分です。




これからの寺子屋体験では事前に“坐禅は罰ではない”ということをしっかりと伝えながらも、必要に応じて坐禅の回数や時間を調節していきたいと思います。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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