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時間軸を取り払う 


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30才の女性が甥っ子と遊んでいたときに感じたことを素直に言葉で表現されました。


独身の私は、自分中心の「現在」に集中する「点」だったのが、小さい子どもが家族に増えると、子どもの「未来」を考え、より良い未来を作りたいと、時間軸が先へ先へとのびるんです。

~中略~

そんな気持ちにさせるほど私の世界を広げてくれた甥っ子と、私の弟とお嫁さんと、弟を産んだ母と、母の母(つまり祖母)に感謝である。








この言葉を読んだとき、臨済宗方広寺派の管長になられた安永祖堂老師の言葉を思い出しました。






もともと禅の母国である中国の人々、漢民族は中国語を使うわけでしょう。中国語は、禅の世界にぴたりと合う言葉なのですよ。

例えば、中国語には時制がないでしょう。過去、現在、未来の区別というのはほとんどが文体と文脈で判断するのではないですか。


これが英語だと現在形、過去形、未来形と動詞変化がありますね。でも、中国語に現在形、過去形、未来形とありますか。ないのです。

言ってみれば、過去、現在、未来を貫いてるのですよ、中国の言葉は。








30才の女性の言葉も過去、現在、未来を貫いているように私は感じます。




現在という「点」から、未来という世界が広がり、未来を感じたからこそ過去に感謝するのです。


過去があるから未来があるのではく、未来を感じたから過去を感じる。現在という「点」から時間軸という概念を取っ払うかのような世界の広がりを勝手に感じていました・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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