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こだわる心を捨てることができない自分

少しずつ温かくなってきた3月のある日、お墓の掃除をしていると「蚊」のような虫が飛んできました。



600こまめ 大きな目でよく見るこまめ カラー



驚きました!






1人で掃除をしており周囲には誰もいなかったので、


「おいおい、まだ3月だよ。少し早いんじゃないの!」


と、思わず蚊に話しかけてしまいました。






そんな私の言葉を無視して蚊は私に向かってきました。



迫ってくる蚊を見て、私は自分の中に「こだわりの心」のあることを実感しました。


蚊にとって今が何月であるかなど関係ありません。


そこに自分の命があるから、懸命に近くを通過した動物(私)から血を吸おうとしただけです。


しかも、よくよく考えれば様々な気候や生活環境の変化によって蚊の活躍する時期は長くなっています。


それなのに私は「蚊は夏の暑い時期にいる」という昔の当たり前にしばられて、「まだ3月だよ」などと蚊に話しかけてしまったのです。







仏教では「こだわりの心」を捨てなさいと説いています。こだわりの心を捨てることは、心を柔軟にすることでもあります。


「昔から こうやってきた!」 だけでは対応できない時代が宗教の世界に押し寄せてきています。


蚊に「まだ3月だよ!」と話しかけてしまう私は実生活でも「昔から・・・」という言葉で様々なことをごまかしてきたのかもしれません。


 従来の季節にとらわれることなく柔軟に命を活かしきろうとする蚊に、こだわりの心を捨てていない未熟な自分がいることを教えていただきました・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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