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段差が低い階段の優しさ

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ある場所で段差が小さい階段に出会いました。


話を聞くと、もともとは一段一段の段差が高い階段だったとのことです。


階段を主に使っていた方が高齢となったことで、周囲の方が段差を小さくする工事をしたそうです。







歩いてみると、段差の小ささに違和感を感じるほどでした。


下るときなどは 坂道を歩いているようにも感じます。




「こんな小さな段差にするくらいなら スロープにした方が良いのでは!?」



とも感じましたが、以前 高齢の方に教えていただいたことを思い出し、小さな段差の階段も優しいものだと思い直しました。






普段 東光寺(静岡市清水区横砂)の本堂に入る際は階段を使います。




しかし、組み立て式のスロープもあるため必要な時にはこのスロープを出します。


車椅子の方はスロープを使って本堂に入っていただけるのですが、普段から階段で本堂に上がっている高齢の方はスロープが出ていると




「段差がないから怖い、上がりにくし  下がりにくい」




と言います。





段差があるとつまづきやすいと思ってしまいますが、


「段差があると分かっていれば、その段差が目印になって歩きやすい」


と教えていただきました。






小さな段差が続く階段を下りながら、この言葉を思い出すと

小さな段差には 高齢になっても自分の足で歩いてもらいたい、さらに自分の足で歩くことで その方の健康を願う気持ちが込められているように感じました。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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