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写経会のときに どんな話しをしているの? その62

仏教では、


私達は生まれながらに 仏様のような尊い心をいただいている


と説いています。しかし、このことを話すと、



「仏様のような尊い心って何!? よくわからない!!」



と言われることもあります。






確かに抽象的な言葉です。


このことを もう少し具体的に表現した言葉が





常楽我浄【じょうらくがじょう】 




だと私は考えています。





600写経会 絵葉書作成ファイル 常楽我浄 62 2





仏教の教えには





諸行無常:全てのものは とどまることなく移り変る「無常」

一切皆苦:すべてのものは苦しみである「苦」

諸法無我:いかなる存在も不変の本質などない「無我」






といったものがあります。





一見すると常・楽・我・浄 は無常・苦・無我などの考えと真逆に感じてしまいます。





しかし、私達には常も楽も我も浄もあるのです。




そのことを見事にまとめた言葉があります。それが、




慈しむ心はに変わらず

人を思いやることをしむ

人の為に尽くす本当の

らかな心を持つ






です。この心こそが誰しもが生まれながらにいただいている 仏様のような尊い心 なのです。





もちろん この心は私達が好き勝手に生きていれば、心の奥深くに隠れてしまいます。


ですから、心を落ち着けて調えることで この心を実感することが大切です。


そして、この心を実感するための入り口となるのが写経や坐禅、そして読経といった昔から受け継がれた良い習慣なのではないでしょうか。

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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