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やっぱり ご飯は残さない方が良い

500施餓鬼と食事170717




先日、 ”学校給食は「残すな」より「食べ残せ」が正しい” という衝撃的な見出しを発見してしまいました。


記事は東洋経済オンラインで紹介されており、20年以上教員として勤めてきた教育評論家の親野智可等氏が書かれたものでした。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181106-00247115-toyo-bus_all&p=1
※記事はこちらです。





私は普段、自分の子供にも、お寺体験にやってきた小学生にも


「食事は残さず食べましょう!」


と伝えてきました。




小学生が40人程度集まってお寺を1日体験する東光寺(静岡市清水区横砂)の寺子屋体験では昼食を出します。



このときも「残さず食べましょう!」と必ず伝えます。



それは、仏教では




今、目の前にある食事を食べることは多くの命を私達が奪うことです。

これらの命を蘇らせることはできません。

また、これらの食事がここに準備されるまでには想像もできないほど多くの方の努力がありました。

だからこそ、食事をする私達にできることは「一所懸命 食事をすること」しかないのです。







と考えているためです。



500寺子屋体験食事h27




これらを毎年実践していますが、これまで食事を残した子供は誰もいません!!




もちろん、「残さず食べましょう!」と言っているからだけではありません。



全員で完食するために行っているのは



「作る量を考え適正にすること」そして、「最初の最初に盛り付ける量は少なくし、お代わりを自由にすること。」



です。たくさん作りすぎることが無いようにして、少なめに盛り付ける。たったこれだけの工夫で毎回完食ができているのです。




ですから、「食べ残せ」という記事の題名を見たときに腹が立ち



「なんなんだ、食べ残せとは!」


と怒りながら記事を読みました。




記事を読んでみると 所々私と考え方が違う部分もありましたが、驚いたことに結論は私と同じだったのです。




親野智可等氏は記事の最後に



「満腹になるまで食べない」指導をすることこそが大事



と書いてあるのです。これは腹七分目が健康のため非常に良いためです。



そして、これを実践するために、初めから配膳量を減らすことも大切だとも書かれています。






東光寺の寺子屋体験で子供達が毎回必ず昼食を完食する理由はまさに


配膳量を減らし、腹七分目の量しか作らない。


なのです。すると、


「体は健康的になる上に、目の前の命(食事)と向き合うことができ、しかも食べ残しもない」となるのです。

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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