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力を抜くために 力を入れる

500運動会181008



子供に走り方を教えている方が、コツを教えてくれていました。




上手に走るためには、体の力を抜き、上半身をリラックスさせることが大切です。




とのことでした。




力が入りすぎると体がかたくなり、余計なエネルギーを使って動作が遅くなってしまうそうです。




では、力を抜いて走るにはどうしたら良いのでしょうか。



その方はしっかりと教えてくれました。




「肩にグッと力を入れ、脱力して肩をストンと落とす」






このようにすると力を抜くことができるそうです。




力を抜くために、まずは力を入れるという考え方に驚きました。








仏教では「かたよらない」という考えを大切にします。



数多くあるお経の中から、教えの大切な要素と例え話を選び、それらを日常のやさしいことばにかえて表現した仏教聖典の中にこのような教えがあります。
 




道を修めるものとして、避けなければならない二つの偏った生活がある。


その一は、欲に負けて、欲にふける卑しい生活であり、その二は、いたずらに自分の心身を責める苦行の生活である。


この二つの偏った生活を離れて、心眼を開き、智慧を進め、さとりに導く中道の生活がある。






この教えを知ったとき



「だったら苦行なんてしなくていいんだ!! 嫌なことはしなくていいんだ!!」



と感じたことを覚えています。しかし、そうではありません。




一生懸命修行することも大切、力を抜くことも大切。あくまでもどちらかだけに偏ってはいけないのです。





肩にグッと力を入れ、脱力して肩をストンと落とす、「力を抜くためには まずは力を入れる」と相通じるもの感じます。

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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