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草取りをしていて感じること 【その1】

500雑草180901


草取りをしていると、草の生命力に関心をするとともに、手ごわい相手だと感じます。


草を抜こうとしても、スーと抜けることなく


「ブチブチ」


という音が聞こえてくることの方が多くあります。


目に見える分の草は取り除来れ、見た目は良くなっているのですが、根は残っている状態です。


当然、すぐに草が生えてきます・・・・






白隠禅師が残された書の中に「悳」(徳)と書かれた書があります。


そこにはさらに、



「いくら金を残しても子孫は使ってしまい、いくら本を残しても読まない。それより人知れず善行を行って徳を積むことが子孫繁栄の方法。」




と書き加えられています。



この言葉は司馬温公の家訓にある言葉です。



一生懸命お金を稼ぎ未来の子孫のことを考えることや、様々な教えを未来に残そうと努力することよりも、「今・ここ」を大切に生きることの尊さを説く言葉です。




草は根を残すと、そこから芽を伸ばして生きていきます。


どんなに、土の上に見えている部分が立派でも根が無くなれば草は生えません。


根がしっかりとしていなければ意味がないのです。


金を残すこと、本を残す、これらは土の上の目に見えることなのでしょう。


それよりも見えない部分で善行を積むことが根を残すことになるのだと、草取りをしながら感じていました・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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