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子供坐禅会を開催する理由 【遺産相続】


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子供の為に 少しでも多くの遺産を残したいと考えることは普通の発想です。しかしそれで本当に良いのでしょうか・・・




江戸時代の禅僧・白隠禅師【はくいんぜんじ】が残された書の中に「悳」(徳)と書かれた書があり、さらに、



「いくら金を残しても子孫は使ってしまい、いくら本を残しても読まない。それより人知れず善行を行って徳を積むことが子孫繁栄の方法。」





と書き加えられています。この言葉は司馬温公の家訓にある言葉です。


一生懸命お金を稼ぎ未来の子孫のことを考えることや、様々な教えを未来に残そうと努力することも大切ですが、「今・ここ」を大切に生きることの尊さを説く言葉です。





先日、哲学者であり教育に生涯をささげた森信三さんの言葉を知りました。




・常に腰骨をシャンと立てること、これ人間に性根の入る極秘伝なり

・もし、しっかりした人間になろうと思ったら、まず二十六時中腰骨をシャンと立てることです。

・子供の教育上なにが一番大切かと聞かれれば、常に腰骨を立てる人間にすることですと答えます。この立腰を我が子にしつける事ができたら、これこそ親として我が子への最大の遺産と言えよう。







坐禅の姿勢は腰骨を立てることに直結します。



これを子供の頃に体験することは とても貴重なことです。



残念ながら現在、子供の頃に坐禅を体験することは珍しいことになってしまっていますが、東光寺(静岡市清水区横砂)では小学生の長期休暇に子供坐禅会を実施しています。
※子供坐禅会についてはこちらをご覧ください




意外と「子供の為に」何かすることは身近にあります。



「坐禅会に行っておいで!シールも貰えるし、最後にお茶とお菓子も出るよ!!」



と声をかける、または



「一緒に坐禅でもしない。けっこうはやってるみたいよ!」



と声をかけることが、実は貴重な生前贈与になるのかもしれません・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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