線香の炎は自然と治まる姿を見て学んだこと

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人の命は線香に例えられることがあります。



少しずつ 自分を燃やし、最後には消えてなくなる。



しかし、消えてなくなっても香りは残ります。



人もやがて亡くなり、姿形は無くなります。



しかし、その人が生きた証は様々な形で残ります。






身近な「線香」から学ぶことは多くありそうです。


以前「お線香の点火方法」という記事を書いたことがあります。
※記事はこちらです。


500お線香の点火方法1607152

線香は点火をしたとき炎が出てしまっても、





500お線香の点火方法1607155

やがて炎は落ち着いていきます。






同様に人の心に欲望の炎が燃え上がってしまっても、やがて私達の心は落ち着いてきます。


しかし、線香のように、ただ待っているだけでは、なかなか心が落ち着かないこともあります。




臨済宗妙心寺派の生活信条に

一日一度は静かに坐って 身と呼吸と心を調えましょう




とあります。




心に欲望の炎が燃え上がってしまったとき、静かに坐ることで心が落ち着きます。




線香も炎が上がった状態では、線香が持って生まれた力を出し切ることができません。



同様に、人も欲望の炎に振り回されてしまえば 自分自身が持って生まれた力を出し切ることができないのではないでしょうか。



静かに坐って心を調えることで 私達が持って生まれた力を出し切ることができることを「線香」に教えていただいた気がします。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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