心を調えることと「再起動」

5001パソコンの再起動


東光寺(静岡市清水区横砂)は臨済宗妙心寺派のお寺です。



妙心寺派の生活信条(普段の生活で大切にしている教え)に



一日一度は静かに坐って 身と呼吸と心を調えましょう



という言葉があります。



先日、パソコンの調子が悪くなった時に、この言葉を思い出しました。



5001パソコンの再起動2
パソコンの動きが急に遅くなり、思い通りに動かなくなったので「再起動」をしました。



5001パソコンの再起動3



いったん電源を落として、再びつける。これが再起動です。



いったん電源を落とすことで気が付かないうちにパソコンの中で不具合を起こしていたものもいったんスイッチが切れることで、動きは格段に良くなりました。



「調子が悪い、調子が悪い・・・」



と嘆いたり、パソコンを感情のままにパソコンを叩いても決して良くはならなかったと思います。



再起動をすることで、パソコンの本来持っている力を発揮することができる状態に落ち着いたのです。



これは、私達の生活にも当てはまることだと感じます。



生活のリズムが崩れ、精神的にも身体的にも不具合が生じたとき、



「調子が悪い、調子が悪い・・・」



と嘆いたり、感情のままに行動をしても決して良くはなりません。



それよりも心を再起動すること、身と呼吸と心を調えることが大切だと「生活信条」は説いてくださっています。




「一日一度は静かに坐って」は坐禅を示す言葉でもありますが、「お寺で坐らなければならない」といっているわけでもありません。



どんな場所にでも 姿勢を正し、ゆったりと呼吸をすることが「一日一度は静かに坐る」実践なのです。



もちろん、お仏壇の前でお参りをすることも「一日一度は静かに坐る」の実践です。



パソコンの再起動はボタン一つでできますが、人間の心を調えるための再起動は容易ではないかもしれません。



パソコンも人間と同様に再起動をしたからといって必ず良くなるとは限りません。しかし、実際にやってみないと結果は分かりません。



生活のリズムが崩れ、精神的にも身体的にも不具合が生じたとき、



一日一度は静かに坐って 身と呼吸と心を調えましょう



を思い出し心の再起動をしてみるのも大切なのかもしれません。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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