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ペットボトルの水とガソリン

500ペットボトルの水



タクシーの運転手さんが
「俺に言わせりゃさ、このペットボトルの水とガソリンがほぼ同じ値段で売ってるなんておかしな話だよな。だってガソリンのほうは、外国からはるばる海を渡ってやって来てるんだぜ」
と言いながら知らずに海外の水を飲むのを見て、それ外国から来てるなと思った。




というTwitter【ツイッター:つぶやき】を目にしたとき、災害用に長期保存できるペットボトルの水のことを思い出しました。




東光寺(静岡市清水区横砂)の境内には保育園があり、ここにも備蓄用に長期保存ができるペットボトルの水があります。



購入したことがある方は知っていると思いますが、この「お水」高級品です。



スーパーやコンビニで売っているペットボトル入りの水に比べると・・・



値段が高いのです!!



そのため(!?)、備蓄されているものは、もったいない感覚があり なかなか使えません。



しかし、使わないと消費期限が過ぎてしまいます。高級品なのに使わずに期限を迎えてしまうのは、とてももったいない話です。



しかも、かなりの量が・・・・



ですから、「消費期限が過ぎてしまったら、どのような問題が発生しますか?」と製造会社に問い合わせました。



すると驚きの答えが返ってきました。



「消費期限は中身の水ではなくペットボトルの容器が劣化しない目安になっています」



とのことでした。






言われて見ると容器は厚手で丈夫です。


長期保存が可能な水は、水が特別なのではなく容器が特別でしっかりとしているから、しっかりとした値段だったのです。


もちろん、消費期限が過ぎてしまった場合は飲まない方が無難なのですが、災害時に体をふいたり手を洗うために使用することも可能だと教わりました。



「ペットボトルの水」の価格は水の質だけではなく器であるペットボトルの品質にもよって大きく変わるのです。





仏教では心が落ち着いている状態を「水面がおだやか」などと、私達の心を「水」に例えます。


私は心を「水」だけで例えるのではなく「水と器」と考えてみるもの面白いと感じています。


私達は生まれたときから尊い心をいただいています。


この心が「水」であるならば、自分自身が器になります。


しっかりとした器があれば「水」は腐ることなくいつまでもキレイなまま保つことができるはずです。


ペットボトルは一度作られれば劣化するだけですが、私達(器)はたとえ劣化したとしても修復することができます。


そしてその修復方法こそが、これまで大切に守られてきた良い習慣であり、この良い習慣が多く残っている場所のひとつがお寺なのだと思います。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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