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お寺の前の道に動物が死んでいたらどうしますか

500合掌160615


※以下の文章で青文字になっている部分をクリックすると、詳しく書いた記事をご覧いただけます。




皆さんはお寺の前の道で動物が死んでいたらどうしますか。


1. 見て見ぬふりをする

2. 手を合わせる(お参り・供養をする)

3. 行政に連絡し引きとってもらう

4. お寺に供養を依頼する

5. お寺の敷地に運び込み供養するように電話で依頼をする




以前の私は「1」でした。


誰かが何とかしてくれると勝手に信じて、自分は何もしない人間でした。


しかし、先日の記事で紹介した「動物がひかれていたときに、とっさに避ける私とお経を読んだ先輩和尚」の姿を見て自分にもできることがあると感じ、「2」のお経を唱えるようになりました。


http://blog.tokozenji.net/blog-entry-1832.html




そして、動物が死んでいるのが、自分の生活圏であれば「3」の行政に連絡し引きとってもらうように依頼をしています。その際自分達でできる範囲の供養「4」をしています。



先日、一本の電話を住職が受けました。


その電話が「5」のお寺の敷地に運び込み供養するように電話で依頼をするものでした。


「お寺の前の道でネコが死んでいたから、保育園とお寺が共用で使っている駐車場の入り口に入れておいたから供養をしてください。」



というお電話だったそうです。この電話の内容を聞いたとき私は「申し訳ないことをした」と感じました。これまでの布教不足のために誤解を生じさせてしまっていると感じました。



そのため、改めて「供養」ということについて考えて見ました。そのことを一度にここに書いてしまうとあまりにも長文になってしまいますので、いくつかの記事に分割して書かせていただきました。





葬儀や法事は何のためにするのかと聞かれれば「大切な人の心を受け取り、その心と共に生きていくことを改めて実感するためです」と答えます。


http://blog.tokozenji.net/blog-entry-1835.html




そして、その法要は誰かに任せるものではありません。



葬儀であれば家族が中心になって亡き人を送るように、供養の中心人物はあくまでも「私」です。


http://blog.tokozenji.net/blog-entry-1829.html





ですから「お寺で暮らしているから、お前がお経を読んで供養しろ」と人任せにすることは、もったいないというよりも危険な行為です。


http://blog.tokozenji.net/blog-entry-1830.html





しかし、供養の方法などが分からないのに、「自分が正しい」と思い込んではいけません。


http://blog.tokozenji.net/blog-entry-1827.html




慣れていないならしっかりと教えてもらいながら知っていると人と「一緒」に供養することが大切です。


http://blog.tokozenji.net/blog-entry-1834.html





誰かと一緒に供養するはずが、いつの間にか自分が偉そうにする自分勝手な「お客様」になってしまうことがあります。


「俺はお客様なんだから、俺の言った通りにしろ!」とわがままを押し通そうとする今の時代の間違った「お客様」であり、本来のお客様は偉そうにすることではなく、自分の「立場」をまっとうすることです。


http://blog.tokozenji.net/blog-entry-1828.html



供養を一緒にするのであれば、いわゆる「良いお客様」になることも大切です。




さらに、供養をしたい、しなくてはならないと感じる尊い心が私達には備わっています。


http://blog.tokozenji.net/blog-entry-1833.html




この私達に本来備わっている「尊い心」に素直に従っていけば良いのです。


http://blog.tokozenji.net/blog-entry-1831.html




そこに迷っている時間などありません。


http://blog.tokozenji.net/blog-entry-1826.html




繰り返し自分の尊い心に従って行動することで、「誰かの為に喜んで何かをしよう」という良い習慣も身につけることこそが自分勝手でも自己中心的でもない「自分の生活も他人の生活も大切にする」という生活なのだと思います。


http://blog.tokozenji.net/blog-entry-1825.html






お寺の前の道で動物が死んでいたらどうしますか・・・



「何とかしなくては!!」という自分自身の心に素直に従って、誰かに丸投げするのではなく、今自分にできる精一杯のことを「させていただく」という謙虚な気持ちを実行することが大切なのではないでしょうか。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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