「やった方が良いならやるよ!」ではダメ・・・

500茶礼180404

子供坐禅会などで、小学生に手伝いを頼むと


「はい!」


と気持ちの良い返事を返してくれる子供と出会うことがあります。



清々しい気持ちになります。



なぜ 「はい!」 という返事は気持ちが良いのでしょうか。


仏教の言葉を使うと「分別【ふんべつ】」がないからだと思います。



分別とは

「良い」と「悪い」など2つに分ける考え方であり、仏教では分別をしないことを説いています。





子供坐禅会のお茶の時間に

「お菓子を配って!」

とお願いをすると、間髪入れずに


「はい!」


と返事をして動き出す子供もいます。


これが実に清々しいと感じています。


間髪を入れないから清々しいのです。


間髪が入ると言うことは


「やった方が良いかな!??」


という分別の心が出てきてします。


わずかな差ではありますが、


「・・・してください!」


と言われたときに


「・・・はい!」


となるのか


「はい!」


となるのかでは、やはり


「・・・」


は無い方が良いのです。





しかし、私も何かを頼まれたときなど、返事にも「・・・」が入ってしまいます。
子供達の清々しい「はい!」という返事に触れるたびに、自分自身の「・・・」を取り除くための努力を続けていかねばと考えています。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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