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蝶に教わった こだわらない心 と 御縁


500蝶とさなぎとゴミ箱1

蝶がいます。



妻が年末に見つけたさなぎが、今日羽化して飛び立っていきました。



500蝶とさなぎとゴミ箱2



冬にさなぎになった場合、羽化するまでの期間がこんなにも長いことを知りませんでした。



ちなみにさなぎがいた場所は・・・






500蝶とさなぎとゴミ箱3

なんとゴミ箱のフタ!



「ゴミ箱の中なんて汚い場所!」



と思うのは私達人間。



えり好みすることなく成長したのは、自然の中で生きる蝶。





雨風が防げるゴミ箱のフタは、冬を越すために、もってこいの場所だったのかもしれません。



蝶に「ゴミ箱は汚い」などという思い込みがあれば成長し、飛び立つことはできなかったでしょう。



しかし、蝶の「こだわりのない心」と行動力だけで、さなぎになり、蝶になることができたのかと言えばそうではありません。



さなぎを見つけた人が、取り除くことよりも羽化するところに強い関心を示したこと。

さなぎを見つけた人が、蝶などの虫に詳しい人に、さなぎの期間が長いことを教えてもらったからこそ、時間が経ってもさなぎは排除されなかったこと。

たまたま、羽化しそうなことに気がついて、アドバイス通りにフタを空けておいたこと




など多くの「御縁」によって生かされていたのです。



臨済宗妙心寺派の教えである生活信条に


生かされている自分を感謝し 報恩の行を積みましょう


とあります。



「生かされていること」はついつい忘れてしまいます。



自分の力で生きているつもりになってしまいます。



だからこそ、「生かされている自分を感謝し」と生かされていることを忘れてはいけないと言葉になっているのだと私は考えています。



蝶が多くの御縁に生かされているように、私自身も生かされていることを忘れてはいけないと蝶に教わりました。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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