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こんなに国際貢献の場が近くにあった!

500国際的な顔の和尚2

自分の写真を見て、改めて国際的な顔だと実感をします・・・




500国際的な顔の和尚

白黒写真のようしても、やっぱり国際的・・・


顔だけ国際的なのが残念です。




 先日、沖縄県名護市の名桜大学看護学科の学生2人が、大学近くで急病となった外国人観光客の男の子の応急措置や搬送の手助けをしたというニュースがありました。



 2人はその日、大学を出て通りかかった県道沿い駐車場で、車の中に慌てた様子の家族がいるのを見掛けた。心臓マッサージをしているようだったが「パニック状態」になっていたという。


 気になった2人は「自分たちは看護学生です」と声を掛けた。家族は外国から来た観光客。心臓マッサージを受けていたのは3歳の男の子で、意識がもうろうとしているようだった。


 脈や呼吸などを確認した2人は、心臓マッサージは必要ないと判断して家族に伝えた。さらにアレルギーがないか、大きな病気をしたことがないかなどを英語で聞き取り、駆け付けた救急隊員に伝えたほか、通訳もした。


 パニック状態の家族を落ち着かせようと、一緒に男児の名前を呼び掛け、家族を病院まで車で先導して案内した。男児は熱発によるけいれんを起こしていたが、大事には至らなかったという。


 その約1週間後、家族から「男の子は病院で手当てを受けた後、旅行を楽しみ、無事に国に帰ることができました。あなたたちのおかげです」と感謝のメールが届いた。消防署長からも感謝を伝える電話があった。






 というニュースです。私はこのニュースで紹介された看護学生の一人の言葉が大変印象に残っています。1人の看護学科の学生は国際保健の分野に関心があり、将来は青年海外協力隊に参加したいと考えていたそうです。


その女性は取材に対して



「こんな身近に国際保健の場があるんだなと思った。」



と答えていたのです。



国際保健のように「国際」と付くと、日本を飛び出して外国で活躍するものと思いがちです。


しかし、決して日本を出なくても、ここが国際交流の場だと気がつくことができたというのです。


この女性の感性は本当に素晴らしいと思うと同時に、このことに気がつくことができたのは大学でしっかりと看護のことを含めて様々なことを勉強し、将来に向けての準備をしていたからだと思います。


学ぶべきことをしっかりと学んでいたからこそ、応急処置など適切に対応することができた。


だからこそ自分がいる場所、こここそが国際的に活躍できる場所だと気がつけたのです。




誰もが生まれたときから仏様のような尊い心をいただいていることを白隠禅師は「衆生本来仏なり」と説かれています。



そして、さらに



衆生の他に仏なし 衆生近きを知らずして 遠く求むるはかなさよ



私達以外に仏はありません 私達自身が仏なのに 遠くに仏を探すのはもったいないことです




と、説いています。



看護学生が今、ここが国際保健の現場なのだと大切なことに気がついたのと同様に、



私達も仏様のように尊い心に気がつくためには、遠くに仏様を求めて旅に出てはいけないのです。



それよりも自分自身の中にある仏様と出会う実践が大切になってまいります。



その実践の1つが、姿勢を正して手を合わせる。



普段の生活の中にこそ立派な修行があるのです。



もちろん実践はこれだけではありません。



お寺での習慣、地域での習慣、御先祖様から受け継いだ習慣、全ての中に実践すべき大切な教えがあります。



これらの修行を重ねることで、誰もが生まれたときから仏様のような尊い心をいただいている「衆生本来仏なり」を実感することができるのです。



 今後も、仏様の心を実感するための場であるお寺に足を運んでいただき、心を調えるための様々な実践を重ねていただければと願っています。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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