最後の坐禅体験

東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児が今日も坐禅体験に来てくれました。


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年長組の園児達は今回で最後となりますが、なんと25回目の坐禅体験です。



1回の坐禅体験で20分ほど坐禅をしますので、全部で500分、8時間20分も坐ったことになります。



6歳で25回も坐禅会に参加したことがある子供が日本に何人くらいいるのでしょうか?



そんなには多くないと思います。



本当に立派です。



そして、何が立派なのかと言えば、しっかりと坐れることです。



毎回毎回注意をされていた年中組時代には想像できないほど、最初から最後まで坐ることができています。



坐る力は年長組になって大きく成長したと思います。



そして、何よりも大きく成長したのは「聞く力です」



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坐れるようになると同時に聞くことができるようになりました。



そして、聞くことができるようになると、記憶に定着ができるようにもなってきました。



ですから、坐禅体験にやって来たとき仏教や坐禅に関係する話をして、1か月後に再び坐禅体験にやってきたときに、



「こないだ、○○について話をしたけど覚えている?」



と聞くと正確に答えてくれる園児が多い学年だったように感じています。



明治大学文学部教授の齋藤孝先生の



「座る力は生きる力です。」



という言葉を実感することができた2年間だったように感じます。



さらに、斎藤先生の



座る力は早い段階で身につければつけるほど、あとの人生が楽になります。「座る力」こそが、一生の中で最大の武器になります。



という言葉にもあるように、2年間をかけて園児達は「最大の武器」を手に入れたのだと思います。禅宗のお寺で手に入る最大の武器とは



1日1度は静かに坐って、身と呼吸と心を調えましょう



という言葉にもあるように「調った心」です。



幼いころから坐禅を体験することで、どんな苦難にも対応できる「心」を見つけ、これからも磨いていくべき「心」に出会うことができたと信じています。



園児は2年間で25回坐禅体験に来てくれたことは大変ありがたいことです。大変な回数だと思います。


しかし、子供達が坐禅を体験することができるのは保育園の坐禅体験だけではありません。



東光寺では春・夏・冬休みのたびに子供坐禅会を行っています。
※子供坐禅会についてはこちらもページをご覧ください。


1年間で45日程度開催しています。坐禅体験に参加をしたことがある袖師保育園の卒園児だけでなく、大人も一緒に、大人だけでも参加していただけますので御都合が良い日に多くの方が参加してくださることをお待ちしています。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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