受け入れることの大切さを柿に教えていただきました。

東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園が管理する子供の畑には柿の木があります。




渋柿は干し柿にします。
※干し柿の作りの記事はこちらにあります。




500柿の熟し方1

畑には干し柿だけでなく収穫数は少ないのですが甘柿もできます。




先日、甘柿を収穫し一部を本尊様にお供えしました。




その他の柿は台所で保管しました。




すると、様々な条件が重なったせいか、2つの柿に変化が生まれました。




500柿の熟し方3




本尊様にお供えした柿は熟し過ぎるくらいに熟し、保管されていた柿は硬いままです。




500柿の熟し方2




並べて置いてみるとその違いが良く分かります。



500柿の熟し方1





切ってみても違いがはっきりします。





500柿の熟し方4
※熟した柿と





500柿の熟し方5




私達はどうしても物事を比較して考えてしまう習慣があります。




あっちが良い、こっちが悪い




あっちが美味しい、こっちはおいしくない




あっちが便利、こっちは不便




などなど・・・  しかし、




どちらかが良くて、どちらかが悪い




といったように仕分けをすることを仏教では嫌い、全てをありのままに受け入れることの大切さを説いています。





熟した柿は包丁で切り分けることは難しいのですが、スプーンですくって食べることができ、大変おいしくなっています。
熟していない柿



はトロっとした食感は味わえませんが、気持ちの良い歯ごたえがあり、みずみずしくおいしい柿です。





どちらにも良い面があり、おいしくいただくことができます。





できること、できないことはありますが、良い悪いと分けるのではなく、全てを受け入れることができることを柿に教えていただいた気がします。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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