「こつ」は「こつこつ」 その1

500こつはこつこつ


先日、ある法話会を聴講させていただいたときのことです。




法話が終わると、




「和尚様、今日の話しを聞いて心を調えることの大切さはよくわかりました。しかし、どうしたら心が調えられるのか私にはわかりません。何かこつはありますか?」





と、一般の方が質問をされました。これに対して和尚様は




「こつなんてないよ。でもしいて言うと こつは こつこつ とやっていくことですよ。」




と答えられていました。




とても分かりやすい答えだと感じました。




「こつ」という言葉の語源は「骨【ほね】」だと言われています。



骨は体の中心にあり、体を支える役目を果たしていることから、人間の本質を意味します。ここから「こつ」は勘所や要領も意味するようになり、物事の本質を見抜き、自分のものにすることを「コツをつかむ」と言うようになったそうです。







つまり、「心を調えるこつ」とは




とっても大切な教えを理解し、自分のものにする方法




を意味することになります。




もちろん、突然できるようになる魔法はありません。



少しずつ学び、少しずつ体験していくしかないのです。




このような説明を




「こつは こつこつ!」




という短い言葉の中で表現してくださったのだと考えています。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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