うたって おどって 仏様


絵葉書を作りました。




500写経会 絵葉書作成ファイル 心豊か2



心の豊かな人は他人の長所が見え

心のまずしい人は他人の欠点ばかり見える





という言葉を紹介させていただいています。






白隠禅師坐禅和讃【はくいんぜんじ ざぜんわさん】というお経に





謡うも舞うも法の声【うたうも まうも のりのこえ】



という、



謡うことや舞うことなども仏の教えであり、仏の声である




という一節があります。




歌って 踊ることが 仏様である




?????




「謡うも舞うも法の声」の部分だけを眺めてみても、いまいち私には意味がつかみきれませんでした。



そこで、その前の部分を見てみました。するとそこには「無念の念を念として」とありました。




無念の念を念として

謡うも舞うも法の声





無念というと「残念無念」と感じるかもしれません。「念」は「心」と読みかえても問題はありません。




すると、「無心の心を心として」となります。無心とはこだわりのない素晴らしい心であり、ありのままに真実の姿を見ることができる心です。




するとこの一節は




ありのままに全てを見ることができる心になれば

謡うことや舞うことなど全てのものが仏の教えであり、仏の声と感じることができる





と考えることができるのです。




そして、「ありのままに全てを見ることができる心」こそが、絵葉書にある「心豊かな人」であり、心を豊かにするための実践とは国や地域、時代を超えて伝わってきた仏教や禅の教えの実践です。



具体的には坐禅・読経・通夜・葬儀・法事・法話・掃除などお寺での全てが、仏様の教えを感じる実践となるのです。




心豊かになったとき、謡うことや舞うことなど全てのものが仏の教えであり、仏の声と感じることができる。



つまりどんな人からも教えていただくことができ、相手を仏様だと感じることができる。




だからこそ他人の長所に気が付くことができるのです。



そのことを実感させてくれる場所こそが、これまで御先祖様が守ってきてくださった「お寺」なのだと思います。



だからそ、お寺や「家庭内のお寺」とも言われる御仏壇の前で手を合わせることで、心が調い、豊かに暮らしていくことができるのではないでしょうか。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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