人間は歩ける

500柿の木3



畑の柿の木の前で、農家のおじさんとお話をしました。





「この柿の木は同じ時期に植えられたらしいのですが、大きさに違いがあるのはなぜですか?」




おじさん
「そりゃ、土の違いだよ!」





500柿の木1
「こっちは大きくなって・・・」




500柿の木2
「こっちは小さい」




「隣りでも、こんなに差が出るんですね。」




おじさん
「そりゃ、そうだ。土も違うし、小さい方は根がうまくはれなかった可能性もあるぞ。」






「今後 小さい方の木は、何とか大きくなりませんか?」






おじさん
「そりゃ、無理だ。ならないよ。木はいったん植えたらなかなか動かせないからな。人間なら移動ができるからいいけどね!!」




人間なら移動ができる





この言葉が印象に残りました。




柿の木は植えられた場所で成長し、実をつけることで子孫を残していきます。




移動することができないので、いったん大きさに違いが出てしまえば、そのまま成長に差が出てきてしまいます。





しかし、私たち人間は移動ができるのです。




自分がこの場所では成長できないと判断すれば、別の場所へ移動が可能なのです。





このことは、成長できず悩んだときには一歩を踏み出してみることの大切さも表している気がしました。




柿の木は、植えられた場所で文句を言うことなく成長を続け、毎年実をつけます。





この姿を見たとき、




人間には 苦しくてもその場所に留まり努力を続けるか、移動をする という選択肢があるのだから、これからも成長を続けていけるように努力を怠ってはならないと感じました。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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