幸運に気が付かない 情けない私

500幸運のタクシー





臨済宗中興の祖とも言われる、江戸時代の禅僧である白隠禅師【はくいんぜんじ】は、私達は誰しも「仏様のような尊い心」をいただいて生まれて来ることを、白隠禅師坐禅和讃というお経で説いていらっしゃいます。




この白隠禅師坐禅和讃の中には




衆生近きを知らずして

遠く求むるはかなさよ





という言葉があります。




私達自身が仏なのに

遠くに仏を探すのはもったいないことです





という意味です。






先日、京都を訪れた際に6人でタクシーに乗ることがありました。




宿の方にタクシーを2台手配していただきました。




しばらくするとタクシーがきたので、3人ずつに分かれて乗車しました。




目的地が近づき、信号で停車した際に運転手さんが突然




「本日はご乗車ありがとうございます。」




と1枚の紙を差し出しました。そこには




四葉のクローバー号乗車記念




と書いてありました。




出会う確率は1300台分の4




噂には聞いたことがあった珍しいタクシーに私達は乗っていたのでした!




しかし、乗車していたことには気づいていませんでした。




タクシーに乗る際に側面にも屋根にも「四葉」はしっかりとついていました。




でも気が付かない・・・




教えてもらって初めて気が付いたのです・・・




まさに




衆生近きを知らずして

遠く求むるはかなさよ





の実体験でした。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる