晴れ渡った青空に学ぶこと・・・

ある晴れた日にお寺の中庭を見ると、見事に花が咲いました。




5001青空と花

写真に収めたくなりカメラを持って中庭に出て撮影をしました。







ふと、空を見るときれいな青空が広がっています。





せっかくなので雲がない青空を写真に収めようと雲がない部分にカメラを空に向けてシャッターボタンを押しました。





しかし、ピントを合わせる機能がうまくいかず、なかなか写真を撮ることができません。



5001青空と花2



ピントをマニュアルに変更し、遠~くにピントを合わせるように設定をすると写真を撮れます。




5001青空と花1



不思議なことに、雲が少しでも入れば、ピントを合わせる機能は作動し写真を撮ることができました。




何も比較するものがない青1色の青空を撮影することはオートフォーカスでは難しいようです・・・




約250年前に亡くなられた臨済宗の僧侶である白隠禅師は、




私達が生まれたときから仏様の心と同じような尊い心をいただいていることを、坐禅和讃というお経の冒頭で




衆生本来仏なり 【しゅじょう ほんらい ほとけなり】





と表現しています。しかし、そのことに中々気が付くことができないことを、坐禅和讃の中で




衆生近きを知らずして



遠く求むるはかなさよ





私達自身が仏なのに



遠くに仏を探すのはもったいないことです





と表現されています。




仏教では「仏の心」を雲一つない晴れ渡った青空に例えることがあります。




自分の心が仏様のように尊いものだと気が付かない私達と、




あまりにも、晴れ渡り、青一色になると、どこにピントを合わせたら良いのか分かりにくくなるカメラのオートフォーカスがうまく作動しないことが、なんだか似ていると感じました・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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