大きな音に あたりまえ と おかげさま を感じました。

午前中に本堂で作業をしていると突然、




「ジリリリリリリ!!!!!!」





と、大きな音が聞こえてきました。




500非常ベル170319





信じられないほどの音がお寺に響きわたります。




非常ベルです。




あまりに大きな音に慌ててしまい、原因も分からずあたふたしてしまいました。




しばらく右往左往しているときに、





「原因は保育園だ!」




と気が付きました。




境内にある保育園は日曜ですので園児も先生も誰もいません。




しかし、非常ベルの音は確かになっています。




火災ではないことは一目瞭然です。




そこで、非常ベルの管理システムへ急ぎ音を止めました。




しかし、数分後には消防車、パトカー、警備会社が集まってくる大事になってしまいました。







原因を調べると「熱センサーの誤作動」と判明。




センサーの交換をすると、センサーは約30年前のものとのこと。センサーが経年劣化をして誤作動してしまったようです。




毎年点検をしていただき、正常に動作し続けたセンサーでしたが、これまで30年間働き続けていたセンサーに私は感謝の気持ちを持っていなかったことに気が付きました。




センサーがあることが「あたりまえ」になってしまい、「おかげさま」と思っていなかったのです。




「おかげさま」の気持ちがあれば、正常に動作していても、働いてくれた年数を把握し交換することができていたはずです。




今年も正常。だからこれからも正常であたりまえ。と思い込んでしまっていたのです。




今回の出来事で「あたりまえ」と感謝の気持ちを忘れている自分自身に気が付き、恥ずかしい気持ちになりました。




「あたりまえのことなど何一つない。全てがありがたいことであり、おかげ様だ」




以前、ある和尚様が言っていた言葉を思い出します・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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