水と氷のごとくにて 笑顔と泣き顔のごとく

白隠禅師坐禅和讃というお経の中に




500仏教豆知識シール 110 坐禅和讃シリーズ


水と氷の如くにて 【みずと こおりの ごとくにて】

水を離れて氷なく 【みずを はなれて こおりなく】






という部分があります。






それは 水と氷のようなもので

水がないと氷はできません







という意味です。






「水がないと氷ができない?そりゃ~そうだ、当たり前じゃん!」






と、思うかもしれませんが、これはあくまで白隠禅師の例え話です。






「水」と言うのは 「仏様のような美しい心」で、

「氷」は「汚れてしまった心」を表現しています。






水は氷に変化するし、

氷は水に変化します。






と、いうことは






 きれいな仏様のような心は汚れてしまうこともあるし、

 汚れた心が 仏様の心になることもあるのです。






私達の心はいつもに変化をしています。






しかし、どんな心になったとしても






必ず「仏様のような美しい心」を私達は持っていることを白隠禅師が私達に伝えてくださっているようにかんじます。





先日、この「水と氷」を「笑顔」で表現される和尚様に出会いました。




その和尚様は、悲しそうな顔をしている人がいると、




「辛いときでも笑顔になることができるよ」





500ブログ 水と氷のごとくにて 笑顔と泣き顔のごとく1

「涙を拭いて」





500ブログ 水と氷のごとくにて 笑顔と泣き顔のごとく2

「目を開いて」





500ブログ 水と氷のごとくにて 笑顔と泣き顔のごとく3

「そう、そして口の両脇を上にあげて!」






500ブログ 水と氷のごとくにて 笑顔と泣き顔のごとく4

「ほら、笑顔になったでしょ!私達は元々笑顔になることができる動物だよ。笑顔になるには訓練も必要だけど、みんな笑顔になることができることは忘れちゃだめだよ!白隠禅師という昔のすんごい和尚様はこのことを水と氷の如くにて 水を離れて氷なく と言って教えてくれていますよ!」




との表現が、とても素敵でした。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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