一生懸命 ご飯を食べる練習をお寺でします!!


東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児が本堂にご飯を食べにやってきました。



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保育園では「赤膳体験」と呼ばれている行事です。



この行事は年長組の園児がお寺の本堂で、行儀よく食事をするものです。



説明や指導をまかせていただいたので、私の勝手な判断で



「一生懸命 ご飯を食べる体験をする」



を主題に、お寺での食事を体験してもらいました。




 「禅」の修行をする場所では、坐禅をする禅堂、お風呂や便所、そして食堂は三黙堂【さんもくどう】と言われ、話しをしたり、むやみに音をだしてはいけません。



ですから、園児達にも


「食事の時は話をせず、できるだけ音を出さずにご飯を準備し、いただきます。」


と伝えました。 あまり難しい話をしても内容が伝わりませんので、



運動会で一生懸命走る時に隣の人と話をすることはできません。

発表会で一生懸命踊りを披露するときに舞台の上でおしゃべりをする人はいません。

このことと同じように、一生懸命食事をすると話しをすることなんてできません。 

目の前にある食事が多くの力によって目の前にあること、たくさんの人の苦労があって目の前の食事があることを考えながら一生懸命食事をしてください。




と言ったことを伝えました。




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園児達は決して話しをすることなく、静かに目の前の食事と向き合ってくれていました。



最後は、洗鉢【せんぱつ】も体験をしました。


これは食事が終わったときに食器を洗うことで、 食器に付いた少しの食材も大切にいただきます。禅宗の食事作法では、お椀に温かいお茶かお湯を入れて漬物を使って食器を洗い、その全てをいただきます。



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園児達は教えられた通りに一生懸命洗鉢をしてくれていました。




これらの経験が、園児たちの心のどこか片隅にでも残ってくれていればありがたいです。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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