草葉の陰【くさばのかげ】から見守っている

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いますがごとく



という言葉があります。



亡くなった方、御先祖様をお参りするときに、「いますがごとく」お参りをすると良いと言われます。



そこに、お参りをする人がいるかのようにお参りをするのです。




小さい子供がお葬式で



「おじいちゃん、天国へ行っても僕のことを見ていてね」



と言うことがあります。



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遠い遠い場所から見守ってくれている姿が目に浮かびます。




しかし、昔から使われてきた言葉、「いますがごとく」では様子が異なってきます。



お墓の掃除をするときは、お風呂で亡き人の背中を流すように掃除をする。

御仏壇にお膳をお供えするのであれば、そこに本当に人がいると思ってお供えをする。


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なぜでしょう?




私はなぜ「いますがごとく」お参りをするのかと言えば、恩返しだと思っています。




亡き人が生きているときに、何かを残してくれたから恩返しするのではありません。



例え亡くなっても 

そこに いてくれる

多くのことを 教えてくれる

今でも 支えてくれているのです。





仏壇やお墓、お寺で手を合わせたて何かを語りかえれば、本当の声で答えてはくれませんんが、



まるで、近くにいるように話すことができます。

亡き人の姿と思い出し、思い出から学ぶことは今でもたくさんあります。

そして、お参りをすることで心が調い、今を生きる力になるのです。






亡くなった方、御先祖様は決して遠くに行ってしまうわけではありません。


すぐ近くで見守ってくれているのです。



(昔からの言い方では、これを 草葉の陰【くさばのかげ】から見守っている と言います)



だからこそ、お参りをするときには



いますがごとく



が大事なのです。

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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