みかんは空を飛びません

みかんの季節になってきました。




500宙に浮くみかん1





みかんを見ると、幼い頃みかんを使って簡単な手品をしていたことを思い出します。





そこで、保育園に通う娘を目の前に座らせて久しぶりに披露してみました。



私「ここにみかんがあります。」



娘「うん」



私「このみかんが今から空を飛びます!」



娘「え~飛ばないよ」



私「では!! う~ん、う~ん 、えい!!」



500宙に浮くみかん3




娘「わ~、すごい、すごい!」




私「どーだ!!」



と得意になっていると、隣りで見ていた妻の冷たい視線を感じます。乾いたため息も聞こえてた気がしました・・・



500宙に浮くみかん2





タネもしかけも単純すぎてあきれているようです。




正面から見れば「すごい!」と言われ隣りから見ると冷たい目で見られる・・・



視線を変えると見え方が違うから起こる反応の違いです。



この視線を感じたとき、宗教の本来あるべき姿を考えてしまいました。



宗教とは人がいかに生きるかを説いた教えです。



説くべき教え、説く人、説く場所、全てが大切なのですが



教えを説く人が、正面から見たら素晴らしいのに、横から見たらどうしようもない人だった場合、教えまで疑われてしまいます。



手品のようにタネも仕掛けもない、本当に尊い教えであれば誰がどこから見ても尊い教えであり、




その教えを説く人もどこから見られても変化があってはいけない




そんなことを「空飛ぶみかん」から感じ、どこから見られても恥ずかしくない生き方をしなくてはいけないと感じました・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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