価値を高める方法


東光寺(静岡市清水区横砂)では、法事の際に参列者の皆様にイスを御利用いただいています。




500お経の価値002





そして、このイスの上にはお経の本を準備させていただいています。





500お経の価値003




法事が始まる時、参列者の皆様はイスに座ろうとすれば必ず


1.お経の本を手に取り

2.着席

3.お経の本を開いて読経





となります。




所が、お経が進み私が





「次のお経が始まりましたら、前にお進みいただき御焼香をお願いします」と言うと、参列者の行動は、それぞれ異なってきます。



・お経の本をイスに置き、焼香に進む

・お経の本を持って、焼香に進む

・お経の本を畳に置いて、焼香に進む

・お経の本を畳に投げて、焼香に進む




500お経の価値001






などなど・・・





 お経とはお釈迦様・仏教の教えが書かれたものです。そして、これら大切な教えをまとめたのがお経の本(経本)です。




 経本は印刷物ですので、中身はどれも同じです。




 その人にが、お経を大切に感じ取れば、自然と経本も大切に使います。





 しかし、お経を大切に感じ取ることができなければ、経本を粗末にしてしまいます。





 これは、経本を大切に扱うか、粗末に扱うのかで扱った人自身がお経の価値を変えてしまっているのです。





 お経の本をイスに置き、焼香に進むのか、それともお経の本を畳に投げて、焼香に進むか。





 御焼香し、お参りしている姿を仏様も御先祖様もみんなが見守ってくれています。





 御先祖様が守ってきた大切な教えを価値あるものにするのか、しないのか・・・





 全てはお参りをする人が決めているのです。





 同じ講演会を聴いても、内容を理解しその後も聴いた内容を活かすことができれば講演会そのものが価値あるものになります。しかし、居眠りをしていれば講演会の価値はなくなってしまいます。





 価値を高めるか、下げてしまうのか。全ては自分自身の心と行動が決めています。





 そして、その心が御焼香の際に経本をどこに置くのかなど何気ない行動に出てしまうのです。





 普段から心を調え、何事にも「ありがたい」と感じるとができれば、自然と全てのものが価値あるものと感じることができ、何事も「ありがたい」と感じられず「当たり前」と思ってしまったら全てのものが価値あるものと思えなくなってしまうのだと思います。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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