破けた障子を見て感じること

ごくまれに残念なことが起こりまます。




法要が終わり本堂の片づけや掃除をしているときに発見されることがあります。




500破けた障子160920




障子紙が破れているのです。





白黒モードでかっこよく撮影しようとしても結果は変わりません・・・




500破けた障子1609202





準備の段階で破れていることに気が付くことはできますので、法要後破れているということは・・・





残念なのは破れていることではありません。




寺族に確認しても、破いてしまったと誰からも申し出がなかったことです。




修理は楽ではありませんが、何とかなります。




しかし、心配なのは




悪いことをしたことがばれなければ何とかなる!と勘違いをさせてしまうことです。




「悪いことをしたら ごめんなさい」




東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある保育園で園児が教わることです。




懺悔をすることは心を調えるためにとても大切なことです。




そして、悪いことをしても ばれなければ何とかなるという勘違いは、その後大きな過ちに近づいてきます。





これくらいなら


これくらいなら


これくらいなら





「これくらい」がどんどん大きくなり取り返しがつかなくなります。




悪いことをして反省をしない、反省する機会がなかったことによって心は乱れていきます。




昔から




「お天道様【おてんとさま】が見ているよ」




と表現されてきた、自分自身の良心が全てを見ていることすら忘れてしまう危険があるのです。




悪いことをしたごめんなさい





相手への謝罪だけでなく、自分自身への懺悔、そして心を調える大切な言葉だと感じながらも、障子を破いてしまたのに謝罪する機会を作ることができなかったことを申し訳なく感じます。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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