1ヶ月に1度は「ごめんなさい」

未熟者の私は「ごめんなさい」という言葉が素直に出てこないときがあります・・・・


500布薩会160708



でも、今日は素直に言えそうです。




なぜでしょうか?



それは、布薩会【ふさつえ】に参加したためです。




東光寺(静岡市清水区横砂)では、毎月8日に布薩会を行っています。(1,8月は行事の都合上行いません)




短い言葉で布薩会を説明しようとすると



 布薩会とは心を洗う大切な修行です。



と、なります。




もう少し詳しく説明をさせていただけるならば、


 もともとは、火もしくは神に近住するという意味がある言葉です。婆羅門教【ばらもんきょう】の新月祭と満月祭の前日に行われた儀式を仏教に取り入れたもので、半月に一度、定められた地域にいる修行者達が集まって普段の修行生活をかえりみて反省をする集会でした。
その後、一般の方が寺院に集まって戒【かい:仏教徒として守るべき約束】を守ることを誓い、説法を聞く法要が盛んになり、布薩と呼ばれるようになりました。



と、なります。 



※布薩会について写真入りで紹介しているページはこちらです。




具体的には、読経をした後に五体投地【ごたいとうち】という「行【ぎょう】」を行います。





※五体投地について詳しくはこちらをご覧ください。


1ヶ月に1度だけでも、心から何十回も頭を下げることは、ある種の訓練にもなります。





習字は何度も何度も「字」を書くことによって上達をします。

サッカーは何度も何度もボールを蹴ることで上達をします。

料理も何度も何度も繰り返し作ることによって上達します。

何事も繰り返し練習をすることで上達をしていきます。







では、布薩会で何度も何度も礼拝をして頭を下げることによって何が上達するのでしょうか。



決して「謝り方」ではありません!



五体投地をくり返すと謙虚になり、安らぎを得られると言われます。



つまり、心を調えることができるようになってくるのです。



心が調えば素直に「ごめんなさい」と言えるようにもなります。



心がこもっていない「ごめんさい」


では、周囲に気持ちが伝わりません。しかし、


心が調い→「ごめんさい」


と話せば、周囲に気持ちが伝わります。



心を伝えるためは、まずは自分の心を調える



このことを体感することができる場所が「お寺」なのだと思います!



布薩会に参加したことがない方は、是非1度御参加ください!!
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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