三つ子の魂百まで

500玄関靴箱16061701


お寺の玄関に子供の靴が大量に・・・




500玄関靴箱16061702



反対側にも大量に・・・・






地元の袖師小学校2年生の児童約80人が1.5kmの道のりを歩いて社会見学に来てくれました。





6月なのに最高気温が30度を超えてしまった日でしたが、子供達は片道30分の道のりをがんばって歩いてきてくれました。





靴箱に靴をそろえて入れる姿に感心していると、東光寺(静岡市清水区横砂)の境内の袖師保育園出身者もチラホラいることに気が付きました。




そこで、彼らがどうやって本堂に入るか見守ることにしました。




すると、他の児童は素通りしても、保育園で何度も坐禅に来たことがある児童は本堂の入り口、本尊様の前でしっかりと合掌をしていきました。





「三つ子の魂百まで」とは正にこのこと!




と、ありがたい気持ちになりました。






禅の言葉に


万年の松 【まんねんのまつ】


という言葉があります。




松は季節によって葉っぱの色を変えることなく美しい緑を保ち続けます。



仏教(禅)では私達は生まれたときから、決して変化することがない「尊い心」をいただいていると説いており、この「心」を周囲の変化に関わらず美しい姿を保ち続ける「松の葉」で表現しているのです。





私達は尊い心を頂いていても、煩悩などによって、その「尊い心」が覆い隠されてしまうことがあります。




その為、心を調えることを大切にします。




松の葉の美しい緑も、たくさんの霧が松を覆えば見えなくなってしまいます。




しかし、霧が晴れれば再び美しい緑を目にすることができます。





 保育園児時代に学んだ良い習慣を忘れることなく、自然に合掌をする姿を見て彼らの「尊い心」は決して汚れることなく確かに存在していることを改めて実感することができました。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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