24時間がんばれますか?

「がんばれ、がんばれと言うけれど24時間がんばらなければいけないのですか?私は休んではいけないのですか??」



「がんばれ」と声をかけたら、そんな質問をされたと悩む男性に対して、ある和尚様は



「人は24時間がんばれますよ」



と答えました。



質問をした男性が



「え~、それはさすがに難しいですよ!」



と答えると和尚様は



「仕事をするときは仕事をがんばる、休む時はがんばって休む、寝るときもがんばって寝る」



と答えました。




私にとって忘れることができない言葉でした。






そして先日、この言葉を実行している人達が私の周囲にはたくさんいることを実感することができました。






それは、東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児が行っている「子供の畑」でもジャガイモの収穫体験での出来事です。





この畑ではジャガイモを育てるときに「黒マルチ」を使用します。




※黒マルチでのジャガイモの植付け等に興味のある方はコチラをご覧ください。




この「黒マルチ」を使用すると雑草が生えにくいという利点があります。




さらに、収穫の際に黒マルチを外せばジャガイモが見えるところに出来上がっているため園児達でもジャガイモは収穫しやすくなっています。

500ジャガイモの収穫160609


マルチをめくればジャガイモがゴロゴロ出てきます。




500ジャガイモの収穫16060902



園児達は楽しそうに、がんばってジャガイモの収穫を行います。




500ジャガイモの収穫16060903




「黒マルチ」を使用するので雑草が生えにくいのですが、それでも生えてきます。





園児はジャガイモも雑草も区別することなく、がんばって引っ張ります。




ジャガイモが出てくれば笑顔いっぱいに喜び、

引っ張っても何もついていなことが分かると顔をくしゃくしゃにして残念がります。





どんなことにも全力で取り組む姿勢を見ていると、大変すがすがしい気持ちになります。





宗門安心章というお経では





上座の真威儀【じょうざの しんいぎ】





という言葉を使ってお釈迦様の教えが現代にまで伝わった経緯を




後世の弟子たちは4つの願いを守り、正しい生き方を欲望渦巻く現代にまで身をもって伝えました。




と記しています。




 上座とは、尊者(仏弟子)のこと。

 威儀は、人に崇敬の念をおこさせること。





つまり、普段から仏弟子としての正しい立ち居振る舞いをすることによって、仏様の教えを後世に伝えてきたのです。




24時間がんばれますか?


という質問に対して




24時間かんばります!



と答えていける生き方をしていかなくていけないと園児たちの姿に教えられました。





・・・がんばって遊ぶことや、がんばって寝ることは得意なので、後はがんばって日常の生活を送ることだけです! それが難しいのですけれど・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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