子供に坐禅会で話したこと 第123番

※諸事情により5月16日より子供坐禅会(平成26年夏休み:テーマは白隠禅師坐禅和讃)で話した内容を連続して紹介させていただきます。


東光寺(静岡市清水区横砂)子供坐禅会では毎回お寺や仏教に関係する話しをしています。

 そして、話の内容にあった「仏教豆知識シール」を参加者に配布しています。


 自分自身の備忘録も兼ねて紹介させていただきたいと考えています・・・・


 ※以下の内容は子供向けに話したものです。




500仏教豆知識シール 123 坐禅和讃シリーズ




仏教豆知識シール 第123番

題名 【辱なくもこの法を】




夏の子供坐禅会は、みんなでお唱えする「白隠禅師坐禅和讃」のお話をしていきます!


坐禅和讃は


 衆生本来仏なり 【 しゅじょう ほんらい ほとけなり 】


といって、


「み~んな、仏様のような美しい心を産まれたときからもっています。」 


と始まるお経です。


さっき、みんなでお唱えしたから なんとなく分かると思うけど


今日は、


辱なくもこの法を【 かたじけなくも この のりを 】

一たび耳に触るる時 【 ひとたび みみに ふるる とき 】



という部分を紹介します。


シールにも書いてあるように、この部分は


有難いことに、この法(仏様の教え)を

一度でも耳にすることができたとき



と書いてあります。




仏教では私達が生まれてくることは、


「とってもすごいことだ!」


と言っています。




どれだけ「すごいこと」だと思う?




実は坐禅和讃とは別のお経のに書いてあるのです!






ある所に、大きな、大きな岩がありました。

この岩を100年に1度だけ うす~~い布で サッと なでたそうです。

どうなりますか?

変わらない?

そうだよね、変わらないよね。

でも、本当は少しだけ削れています。

すこ~~しだけですけど・・・・

砂場で山を作って、頂上を手でなでると少し崩れるよね。

あれと同じです。 ただ、すごく少ないの!

大きな岩を100年に1度なでる。

これを繰り返します。

何回も何回も何回も・・・・

すると、とうとう岩が無くなります。

岩が無くなるまでの時間を1劫【いちごう】と言います。

2個大きな岩が無くなるまでの時間を2劫【にごう】、

3個で3劫【さんごう】

100個で100劫

1000個で1000劫

そして1万個で1万劫【まんごう】

となるのです。

この1万劫に1度だけいただくことができるのが、私達の命なのです!







だから、命ってとっても大切なんですよ!




と仏教ではみんなに教えているのです。




そう考えると命ってありがたいですよね。



でも、大切な命があってもなかなか出会うことができないものがあります。



それがお経です!



え、読んでるって!?



そう、お経のに出会えるってとっても運がいいんです!!



お経の中には



1億劫に1回




と書いてあります。




つまり大きな大きな岩が1億個無くなるくらいの時間の中で1回くらいしか出会えないのがお経だよ!と言っているのです。




そんな、お経に出会えたら どんなことになるのでしょう?



それは、

辱なくもこの法を【 かたじけなくも この のりを 】

一たび耳に触るる時 【 ひとたび みみに ふるる とき 】


の次に書いてあります。




ですから、続きはまた明日!!
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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