子供に坐禅会で話したこと 第122番

※諸事情により5月16日より子供坐禅会(平成26年夏休み:テーマは白隠禅師坐禅和讃)で話した内容を連続して紹介させていただきます。


東光寺(静岡市清水区横砂)子供坐禅会では毎回お寺や仏教に関係する話しをしています。

 そして、話の内容にあった「仏教豆知識シール」を参加者に配布しています。


 自分自身の備忘録も兼ねて紹介させていただきたいと考えています・・・・


 ※以下の内容は子供向けに話したものです。



500仏教豆知識シール 122 坐禅和讃シリーズ




仏教豆知識シール 第122番

題名 【悪趣何処に有りぬべき】






夏の子供坐禅会は、みんなでお唱えする「白隠禅師坐禅和讃」のお話をしていきます!


坐禅和讃は


 衆生本来仏なり 【 しゅじょう ほんらい ほとけなり 】


といって、


「み~んな、仏様のような美しい心を産まれたときからもっています。」 


と始まるお経です。



さっき、みんなでお唱えしたから なんとなく分かると思うけど




今日は、




悪趣何処に有りぬべき 【 あくしゅ いずくに ありぬべき 】

浄土即ち遠からず  【 じょうど すなわち とおからず 】



という部分を紹介します。



シールにも書いてあるように、この部分は



悪い出来事はどこにあるというのでしょう

「今・ここ」こそが浄土であり、極楽です




と書いてあります。




昨日の話し(121番)では




心を落ち着けて坐禅をすれば

悩みや迷い、不安など実はなかったと気付くことができるのです





と言いました。




今日の言葉はその続きです。



仏教では迷いのない世界を「極楽」や「浄土」と言ったりもします。



ですから、



どうしよう、どうしようといった迷いは自分の心が作っていること



自分の心で迷いが作られなくなれば、そこは迷いのない世界です。



つまり、「極楽」や「浄土」となるのです!



極楽とか浄土って聞くと、どうしても、どこか遠くにある夢のような場所



と考えてしまいます。



なんだか「ロケット」とか「空飛ぶじゅうたん」に乗ったり、はたま妖精のような可愛らしい何者かに連れていってもらったりと考えるかもしれません。



でも、坐禅和讃では



ここが極楽ですよ

こここそが素晴らしい場所ですよ!




と教えてくれています。




え、学校で悪いことしたら怒られるし、家にいても勉強しろって言われるから全然素晴らしくない!?




そう思うよね。 わかるなぁ~




でも、学校が楽しいときもあるよね!

家でも楽しいことがあるよね!

学校でがんばっていて怒られることはある?

家でしっかりやっていて怒られる?






今やれることを自分が精一杯やれば怒られることなんて絶対ないよね!


今、ここで やれることを 精一杯 やれば、必ず楽しくなってきます!!





え、やれない?

やれなくてもいいのです!!

一生懸命やろうとすると楽しくなってくるものです!!

嫌だなぁ~ めんどくさいなぁ と思ってやっていると どんどん楽しくなくなってきます。

先のことを考えすぎても大変です。






まずは 今 がんばる!

まずは ここで がんばる!






これならできそうですか?

そう、できるのです!




この後、挨拶をします。その時は一生懸命挨拶!!


そして、片づけです。この時は一生懸命片づけ!!





そうすれば、その瞬間 ここが 素晴らしい場所になるのです。

極楽になるのです!!
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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