子供に坐禅会で話したこと 第110番

※諸事情により5月16日より子供坐禅会(平成26年夏休み:テーマは白隠禅師坐禅和讃)で話した内容を連続して紹介させていただきます。


東光寺(静岡市清水区横砂)子供坐禅会では毎回お寺や仏教に関係する話しをしています。

 そして、話の内容にあった「仏教豆知識シール」を参加者に配布しています。


 自分自身の備忘録も兼ねて紹介させていただきたいと考えています・・・・


 ※以下の内容は子供向けに話したものです。





 仏教豆知識シール 第110番

 題名 【水と氷の如くにて】




500仏教豆知識シール 110 坐禅和讃シリーズ



昨日も話しをしたように、夏の子供坐禅会は、みんなでお唱えする「白隠禅師坐禅和讃」のお話をしていきます!


昨日は


 衆生本来仏なり 【 しゅじょう ほんらい ほとけなり 】


といって、


「み~んな、仏様のような美しい心を産まれたときからもっています。」 


と書いてあることを紹介しました。


この時に、「仏様の心」 は大変きれいなものですが、普段の生活を送っていくと 「 仏様の心 」 はだんだん汚くなっていってしまいます。

と言いましたね。


今日はその続きで、


水と氷の如くにて 【みずと こおりの ごとくにて】

水を離れて氷なく 【みずを はなれて こおりなく】



という部分を紹介します。


シールにも書いてあるように、この部分は



それは 水と氷のようなもので

水がないと氷はできません



と言っています。


「水がないと氷ができない?そりゃ~そうだ、当たり前じゃん!」


て、思うよね。その通りなんです!!でも、実はこれ例え話です。



「水」と言うのは 「仏様のような心」で、

「氷」は「汚れてしまった心」を表現しています。




水は氷に変化するし、

氷は水に変化します。



と、いうことは



 きれいな仏様のような心は汚れてしまうこともあるし、

 汚れた心が 仏様の心になることもあるのです。



大好きだった友だちとケンカをしたときに、相手の嫌な部分がたくさん見えて相手のことが大嫌いになることがあるよね。でも、しばらくすると仲直りをして、また大好きになることもあるよね。



みんなの心はいつもに変化をしています。



きれいな心になることもある

汚い心にもなる



でも、どんな心になったとしても



必ず「仏様のような心」になることができる。



だって



みんなは、仏様のような美しい心を産まれたときからもっているんだから!
 



・・・と、白隠禅師様はみんなに



衆生本来仏なり
水と氷の如くにて
水を離れて氷なく





という言葉を使って話しかけてくれているんだよ!
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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