子供に坐禅会で話したこと 第109番

※諸事情により5月16日より子供坐禅会(平成26年夏休み:テーマは白隠禅師坐禅和讃)で話した内容を連続して紹介させていただきます。

※第1回目の記事は以前も紹介させいただいたものですが、再構成し掲載させていただきます。

東光寺(静岡市清水区横砂)子供坐禅会では毎回お寺や仏教に関係する話しをしています。

 そして、話の内容にあった「仏教豆知識シール」を参加者に配布しています。


 自分自身の備忘録も兼ねて紹介させていただきたいと考えています・・・・


 ※以下の内容は子供向けに話したものです。





 仏教豆知識シール 第109番

 題名 【衆生本来仏なり】




500仏教豆知識シール  109 坐禅和讃シリーズ



 江戸時代に大活躍をした白隠禅師【はくいんぜんじ】という和尚様がいました。



 この白隠禅師が一般の人達にも「坐禅の功徳」といって、坐禅の大切さを伝えるために作ったお経が




 白隠禅師坐禅和讃【 はくいんぜんじ ざぜんわさん 】



です。





ここのお寺、東光寺でもいろいろな場面でお唱えしています。



 このお経の一番始めの言葉が



 衆生本来仏なり 【 しゅじょう ほんらい ほとけなり 】



 です。 少し難しい言い方になっていますが、




 「衆生」 というのは 「みんな」 という意味で、

 「本来」 は 「本当は」、

 「仏なり」 は 「仏様ですよ」 と言い換えることができます。




 ですから、「衆生本来仏なり」 は 「みんなは本当は仏様ですよ」 と言う意味になります。






 「何が仏様なの?」 と聞かれれば



 「心が仏様だよ」 と私は答えます。



 つまり、 「み~んな、仏様のような美しい心を産まれたときからもっています。」 と言えるのです!!



 ちょっと想像してみてください。


 「 あなたの心がとってもきれいだよ、仏様のような心だよ 」


 と言われて


 「 はい、そうです。私の心はきれいです!!」


 と返事ができますか? 




・・・なかなか難しいかもしれません。



 「仏様の心」 は大変きれいなものですが、普段の生活をで送っていくと 「 仏様の心 」 はだんだん汚くなっていってしまいます。


 あれが欲しい、これも欲しい といった 「欲張りの心」 や


 自分の思い通りにいかないと怒ってしまう 「怒りの心」 さらに


 お母さんが、みんなの為に 「勉強しなさい」 と言ってくれているのに、勉強をしないで遊んでばかりいる 「愚かな心」


 などなど・・・ 「仏様の心」を汚してしまうことは多くあります。





 でも、安心してください!!





 気が付かないうち汚れてしまった心を調える方法はいくつかあります。


 その中の1つが坐禅です。


 坐禅をして、姿勢を調え、呼吸を調え、心を調える。


 それが「仏様の心」を確認すると言うことです。


 誰の「仏様の心」を見つけることができそうですか?


 大切なことを忘れてはいけません。


 「仏様の心」は自分だけが持っているのではありません。


 目の前に坐っている人、隣りに坐っている人、外を歩いている人、家にいる人・・・・


 みんなが「仏様の心」を持っています。


 自分だけでなく、みんなと一緒に「仏様の心」を大切にしていくことができれば みんなで楽しい幸せな時間を過ごすことができます!




 坐禅をしたときに 衆生本来仏なり という言葉を思い出して、自分の心を大切にし、自分と同じくらい みんなの心も大切にして過ごしていってください。大切にし、自分と同じくらい みんなの心も大切にして過ごしていってください。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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