初夏の景色と諸行無常

東光寺(静岡市清水区横砂)の境内には袖師保育園があります。



私は保育園にも勤務をさせていただいています。



ある日、園長から



「かぼちゃの苗をいただいたから、子供の畑に植えといて」



と依頼されました。



子供の畑とは袖師保育園が管理する畑の名称です。



この畑では園児が収穫体験をするために、ジャガイモ、サツマイモ、玉ねぎなど色々な野菜を植えています。



園児が楽しそうに収穫する姿を見て、近所の方が野菜の苗をくださることがあります。



大変ありがたいことです。






500カボチャの苗160515

そこで、さっそく畑の入り口近くにかぼちゃの苗を植えてきました。






500じゃがいも畑160515

苗を植え終えて畑の奥に目をやる春に植えたジャガイモ達が大きく成長していました。






500ジャガイモの花160515

中には花を咲かせているジャガイモもいます。






500梅の実160515

ジャガイモを眺めて、ふと横を見ると梅の木に実がなっていることに気が付きました。

まだ青々としていますが、これから実が大きくなり熟すのを待つとします。








500菩提樹160515
お寺に戻ると本堂前の菩提樹が若葉で覆われています。






500菩提樹1605153







500菩提樹1605152

若葉の下には花のつぼみがたくさんついています。




しばらくすると一斉に花を開き、美しく香り豊かな景色を作り出してくれます。







初夏の景色を楽しみながら



諸行無常 【しょぎょうむじょう】



の意味を考えていました。本来は




あらゆる現象は変化してやむことがない




ことを意味しています。しかし、平家物語の影響が大きく、諸行無常と聞くと



衰退していく



と考える人は少なくありません。本来は様々な御縁によって結果が変化していくことを意味するのですから




・植えたかぼちゃの苗が育っていくことも

・ジャガイモの花が咲き、花が散り、土の中でイモが大きくなること

・梅の実が大きくなること

・年々菩提樹が大きくなること






全てが諸行無常なのです。




変化していくこと

原因があって結果あること





このことを受け入れていくことの大切さを仏教は説いています。






 多くの方の御縁によって保育園の畑に植えられたかぼちゃの苗を大切に育てていくことが諸行無常の教えを大切にすることなのかもしれないと自分に言い聞かせ、草むしりなどのお世話をさせていただきます!!
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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