降る雨は皆同じ 【天水桶の水】

先日雨水を溜める天水桶【てんすいおけ】の掃除を紹介しました。
※その様子はこちらをご覧下さい。







500天水桶160504002
↑↑↑天水桶↑↑↑








500水受けの掃除160503007
↑↑↑掃除前↑↑↑







500水受けの掃除160503011
↑↑↑掃除後↑↑↑



そして、掃除をした日の夜に雨が降り、水が溜まりました。






500天水桶160504







美しいです。





妻が、美しい水面を見て





「この水ならイタズラで子供にかけられても許せるなぁ」






と言っていました。




確かに






500水受けの掃除160503009
この水をかけられたら腹が立つでしょう。








500天水桶160504
こちらの水なら笑えるかもしれません。







先日降った雨は汚く、昨日降った雨はきれいなのでしょうか。







もちろん、同じ雨です。






では何が違うのか。




受け止める桶です。




仏教では「仏様の教え」を「雨」に例えることがあります。




同じ雨でも桶がきれいなら美しく感じ、桶が汚ければ嫌になる。




仏様の教えも、心が調っていればありがたく受け止めることができますが、心が乱れていれば正しく受け止めることは難しくなります。





臨済宗妙心寺派の生活信条
では






1日1度は静かに坐って、身体と呼吸と心を調えましょう






という言葉で、心を調えることの大切さを説いています。





汚れてしまった桶にどんなに綺麗な水を入れても、どんなにたくさんの雨が降っても桶はなかなかきれいになりません。




降った雨を美しい水のまま受け止めるためには桶を掃除しなくていけません。




同様に正しい教えを正しく受け止めるためには心を調えることが必要なのだと、きれいになった天水桶を眺めながら感じました・・・
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

頑張って!

いよいよ15日間の研修が近づいて来ましたね。
この二年間積み上げてきたものの集大成でしょうか。

雨→法雨
桶→心

完成された例え方を拝見させて頂きました。

睡眠はちゃんと取って、普段どうりで臨んで下さい。
遠くから健闘を祈っております。

ありがとうございます

どくだみ和尚様

いつもコメントをありがとうございます。
いよいよ近づいてきましたが、課題の法話も論文も完成が見えずに戸惑っています。
 
 睡眠時間の確保を目標にがんばってきます!!!
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる