薬物の恐ろしさ・・・・

 テレビ等の報道で「違法薬物」についての話題を見聞きすることがあります。




 また最近、ある研修で「薬物」の恐ろしさについても話しを聞き、改めて違法薬物の恐ろしさを感じています。






500仏教聖典 無我の理 カラー




 個人的な感想になってしまいますが、薬物に手を出してしまった方の話や、依存性の症状などについて話を聞くと





仏教の言葉にある 「三毒(さんどく)」 という言葉を思い出します。






三毒(さんどく) とは



・貪り(むさぼり)むさぼる心

・瞋り(いかり)怒り憎しむ心

・愚痴(ぐち)道理をわきまえない愚かさ




と、いう人の心を迷わす根本的な原因ともいわれる煩悩(ぼんのう)の元になるものです。







 薬物に依存することにより、


・より一層薬物を欲しがり(貪り)

・手に入らなければ怒り狂い(瞋り)

・人の道を外れてしまう(愚かさ)



と言った三毒(さんどく)が強く外に出てきてしまいます。







薬物は人間の根本的な迷いの原因をついてくる恐ろしいものだとも感じます。







しかし、仏教の教えであるお経(宗門安心章)には次のような一節があります。




 貪り、瞋り、愚痴に心を燃やし、際限のない欲望の虜となって永遠に心安らかな悟りの岸に到達することができないのが私たちの迷う姿なのです。





そして、この問題の解決方法としてお経には




 自分の心そのものに仏様のような素晴らしい心があることに目覚めることがなければ、あたふたと方々の寺院を訪ね、さまざまな仏さまを拝みご利益を得ようと忙しく走りまわるばかりです。

 誰もが長い間とらわれている煩悩から離れ、できるだけ早く頼るべき僧侶を見つけて指導をお願いするか、静かに坐って自分の心を澄ませ、完全な人格者になりたいという願うべきです。





と書いてあります。







違法薬物にむしばまれてしまったとき、




本当の自分(自分自身の美しい心)をもう一度見つめ直す必要性がある





と言っているのだと思います。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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