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保育園での節分(豆まき・鬼退治)で感じること 【その6】

 許すことができる心



500節分160203006


東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園に毎年2月3日に鬼がやってきます!!

※保育園での節分の様子はこちらをご覧ください。




このときに感じたことを紹介していきます。




今回は、その6回目です。







仏教の有名な言葉に



怨み【うらみ】は怨みによって果たされず



という言葉があります。




法句経というお経の中の一文であり、友松圓諦氏は



まことに、他人をうらむ心を以(もっ)てしては、

どうしても、そのうらみを解くことは出来ない。

ただ、うらみなき心によってのみ、うらみを解くことが出来る。





と訳しています。





恨んではいけない、恨んでも恨んでも自分自身の心は休まらない


恨みの心をなくすためには、許す心が必要だ。





といった意味があるのです。







有名な言葉ですので、よく耳にします。






しかし、実践が難しい言葉でもあります。






理想として恨まない方が良いことは分かっています。




しかし、実践することが非常に難しいと感じてしまいます・・・・






そんな実践することが難しいことを、いとも簡単にやってしまう集団に出会いました。





それが、節分の行事に参加する園児達だったのです。






園児達は節分の行事の際に鬼の登場に驚き、多くの園児は泣きながら豆を投げたり、隠れたりします。





鬼を恨んでもおかしくないはずなのに、鬼が






「ごめんなさい」






と謝ると、





「いいですよ~」





と許します。 彼らの「許す心」は非常に素晴らしく、友達同士でケンカをしていても どちらかが





「ごめんね」 




と謝れば




「うん、いいよ!」




と素直に返します。





大人になると、許すのに時間がかかるようになってしまうのに、園児達には許すまでの時間など必要ありません。謝ったら、その瞬間に素直に許してしまうのです!!





いつの間にか許すまでに時間のかかる人間になってしまった自分自身を反省し、「恨みなき心」を取り戻すための修行の大切さを痛感しています・・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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