保育園での節分(豆まき・鬼退治)で感じること 【その5】

鬼が仏に変わった瞬間



500節分160208



東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園に毎年2月3日に鬼がやってきます!!

※保育園での節分の様子はこちらをご覧ください。




このときに感じたことを紹介していきます。




今回は、その5回目です。








 保育園の行事を見ていると、園児たちの「心」の動きが目まぐるしく変化していくことを感じとることができます。






 先生方が、豆やお菓子をまき、園児が拾う時間があります。




 ここで、様々な出来事があります。






 心温まる出来事もあります。






 お豆やお菓子を全て投げ終えた先生が




 「はい、これでおしまい!」




 と言うと、園児たちは満足した顔で自分が集めたお菓子をながめます。




 その時です。1人の園児が自分のお菓子が入った袋を落としてしまいました。



 中身はバラバラと床に広がってしまいました。




 私は、周囲の園児に拾われて取られてしまうのではないかと心配し近づきました。





 すると私よりも早く数人の園児が落ちたお菓子に飛びつきます!!




 「しまった~、早いなぁ。取られちゃう!!」




 と思った瞬間、お菓子を拾った園児が落とした園児に




 「はい!」




とお菓子を手渡したのです。




奪おうと思えば簡単にお菓子を奪えるはずなのに、園児に迷いはありません。






お菓子を落とした子がいて、それを自分が拾った。拾ったから渡す。




ただ、それだけのこと・・・・・





・拾ったから1割くれ!
・拾ったのは俺だし、明確なルールがないんだからお菓子は俺のもの!
・ばれないようにもらっちゃえ!




と誘惑されてもおかしくない場面でしたが、彼に迷いは少しもありませんでした。





「拾ったものを、相手に返す」




当たり前のことなのですが、当たり前のことを迷いなく行う姿はやっぱり美しいと感じます。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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