2月15日は涅槃会【ねはんえ】

2月15日は涅槃会【ねはんえ】の法要が多くのお寺で営まれます。




東光寺(静岡市清水区横砂)は毎月8日に布薩会【ふさつえ】を行っていますので、2月8日に行います。

 ※布薩会についてはこちらもご覧ください。






 涅槃会は、お釈迦さまが入滅なされた日、つまり亡くなった2月15日に行う法要です。


坐禅体験 涅槃会H274



しかし、実は涅槃という言葉には



 「煩悩(ぼんのう)の火が吹き消された状態の安らぎ」



という意味もあり、お釈迦様に感謝し御参りをすることにより心の安らぎを感じる法要とも言えます。 





この涅槃会の法要の際はお釈迦様が亡くなられた時の様子を描いた涅槃図をかけて法要を行います。





 涅槃図を見ていただくと分かるのですが、亡くなられたお釈迦様の周りに多くの嘆き悲しむお釈迦様のお弟子様や動物が描かれています。この嘆き悲しむ御弟子様達にお釈迦様が残された最後の教えを「遺教経」と言います。





東光寺ではお通夜の際にお唱えしていますので聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。





この遺教経の中で説かれているのが





大切なことは 心を調えることであり、調えるための拠り所となるのが「教え」である。




ということです。




「教え」とはお釈迦様の教え、つまり仏教そのものであります。生まれたときから私達の心に仏様と同様に素晴らしい心は備わっており、心を調えることによって仏様の心に気が付くことができるのです。





 これらの教えはお釈迦様のお弟子様へと伝えられたものです。



 お釈迦様のお弟子様とは、当時お釈迦様のもとで修行をされていた方々だけではありません。今を生きている私達もお釈迦様をお参りし、その教えを守ることでお釈迦様の弟子となります。ですから普段から御参りをしてくださる皆様ももちろんお釈迦様のお弟子様です。




お釈迦様はそんな私達にも「遺教経」の中で



 身を瑞(ただ)し、言葉を正し、心を誠せよ 



と語りかけてくれています。


心を調えることで 産まれたときから備わっている私達の仏心が輝き出すのです。

よどみのない心になったとき自然と仏心と言うその宝物は光り輝き出すのです。

よどみのない心は普段からの仏道修行によっても見出すことができます。






 涅槃会のような様々な法要。そして亡くなった御先祖様をお参りする法事。これらの法要の際に一心に御参りをすることによって亡き方が何を望み、見守ってくださっているのかを感じることができるのではないでしょうか。





 東光寺では坐禅会や写経会など様々な行事・法要を行なっています。全ての行事・法要が仏道の実践の場であり、どんな行事・法要にもお釈迦様の教えが生き生きと流れているため、仏様の教えを学び感じることができます。




 ぜひ、自ら一歩を踏み出し貴重な実体験をしていただければと願っています。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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