守るべき伝統 と 変化する伝統

 以前、葬儀の受付でもめている男性と遭遇しました。


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葬儀に参列するためにやってきた男性が受付でパソコンを使って預かった御香典の金額等を入力していた方に大きな声で話しかけていました。




男性
「おい、受付でパソコンなんて開くな! 昔はそんなもの、全部手で書いたものだ!!」





受付
「では、昔のように手書きで処理した方がよろしいですか?」





男性
「その通りだ、いまどきの奴らはすぐにパソコンだなんだと便利なものを使いたがって実にけしからん!」





受付
「では質問をします。あなたはこの会場まで何できました? 車ですよね!?」





男性
「そうだよ車だよ。 だから何だ?」





受付
「昔を大切にするなら 歩くか、馬、 それか籠(かご)で来てくださいよ!!」






男性
「・・・うるさいんだよ!!」





男性はそういうと姿を消しました。






残すべき伝統があれば、時代に合わせて変化していく伝統もあり、判断は難しいものです。







しかし、言い合いをした2人が葬儀の席では静かに亡き人とことを想い手を合わせている姿を見ると 守っていかなくてはいけないものは身近にあることに気が付きます。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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