桃太郎と般若心経

500坐禅体験1601190022


 先日、坐禅体験にやってきた保育園児に「般若心経」について少しだけ話しをしました。




 園児は坐禅体験の際に、坐禅が終った後に一緒に般若心経をお唱えしています。




 園児たちに「大般若経【だいはんにゃきょう】」を見せる機会があったので、合わせて般若心経の話をしたいと考えました。




 
  実は、600巻からなる大般若経【だいはんにゃきょう】の大切な要素が300文字にも満たない般若心経なのです。





  たくさんのことが書かれたお経の要素を300文字以下にまとまっていることを園児にどのように伝えようかと悩んでいました。






 そして、私は園児たちに以下のように伝えてみました。






私:「今日はみんなと一緒にお唱えした般若心経について話をします。 ところで、みんなは桃太郎って知ってる?」



園児たち: 「知ってるよ!」



私:「どんなお話?」



園児たち:「鬼退治!!」



私:「そうだよね、それが般若心経だよ!!」



園児たち:「??????」



私:「桃太郎の話は、おじいさんが山に、お婆さんが川に洗濯に行くところから始まって、いろいろあって桃から男の子が生まれて、桃太郎になって、鬼が暴れるから鬼退治に行くことになって、いろいろあって鬼を退治する話だよね。」



園児たち:「うん・・・」



私:「さっき見せた600冊もある大般若経というお経が、詳し~い桃太郎の話。そして、みんなと一緒にお唱えしている短い般若心経というお経は、みんながさっき桃太郎の話は「鬼退治の話」と短く話してくれたのと同じことだよ。」



園児たち:「うん・・・」




私:「詳しい桃太郎の話も、短い桃太郎の話もどっちも桃太郎の話で間違いないよね。それと同じように仏様の教えであるお経は600冊もある大般若経のように長いお経でも、300文字以下の短い般若心経でも、どちらも間違いのない大切な仏様の教えなんだよ。」




と話すと園児たちは理解してくれたようで




「そっか!!」




と笑顔で答えてくれました。 




しかし、個人的には上手く例え話ができたなぁと感じてきましたが、話しを聞いていた妻の反応は薄いものだったので、このままでは話として「面白味も、深みも無い」と感じてます・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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