耐えることを美徳にするためには・・・・

500ためた力を爆発する160116



 小学校1年生の娘がお小遣いでお菓子を買ってきた。






 コツコツためたお小遣い「100円」を、出し切ってこのお菓子を買いました!!





 今の私ですと 「コツコツためるという努力」 と 「努力の成果としてのお菓子がどのくらい食べられるか」 を天秤にかけて買うものを決めてしまいます。 しかし娘にはそんな打算的な考えをしていないようです。





食べたいから買う。 食べたいお菓子があり、購入するためのお金が手元にあるから買う。 ただそれだけなのです。





この 「こだわりのない姿」を見て、以前読んだ本のことを思い出しました。 




この本には



日本では 耐え忍ぶ ことが美徳であった。 どうして耐え忍ぶことが美徳なのか。 

~中略~

耐え忍ぶことことで「力」は内部に凝縮する。たくわえられたエネルギーは、ついに大きな力となって爆発する。





という文章がありました。




耐えることが力になることを日本人は多くの経験から学んでいたのでしょう。






そして、この力の蓄積・凝縮を日本人は美しいと感じていたのでしょう。






耐え忍ぶことを仏教の言葉では「忍辱【にんにく】」と表現します。






彼岸(悟り)の世界に到達するための六つの方法(六つの正しい実践の道)




を仏教では 六波羅蜜 と呼んでいます。




その六つの方法の中のひとつが忍辱【にんにく】なのです。





仏教の世界でも「耐えること」の大切さを説いているのです。






娘には「凝縮した力」をどのように発揮したら良いのか伝えていこうと思います・・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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